用語集

現場用語


ALC(エーエルシー)

軽量基本コンクリートの事です。
セメントや石灰等アルミを粉にした物を混ぜて180度で約10気圧の圧力をかけて10時間以上発行させて固めた物でだいたいサイディング用のボードとして使用されます。 建築関係の新築の現場でよく見る壁ですので軽石のように穴がたくさん開いていますから塗装の過程では目止めをしっかりさせて主材を乗せていきます。

Cチャン(シーチャン)

C型の鋼材で輪切りにした時に断面がC型なのでCチャンと言います。
鉄骨建ての戸建ての住宅等の鋼材、骨組みに使われます。

H鋼(エッチこう)

正面から見るとH型の形をした鋼材の事です。
ビルを建てる時の骨組みとなる鉄骨はほとんどがH鋼で造られています。

PC板(ピーシーばん)

プレキャストコンクリートパネルの事です。
あらかじめ工場で製造した板状のコンクリートの製品で壁パネル・床パネル・屋根パネル等があり、これらは建築業界でよく見る板で、コンクリート色の表面が光っていてツルツルしているタイプです。

RC(アールシー)

鉄筋コンクリートの事です。

SRC(エスアールシー)

鉄筋鉄骨コンクリート造の建物の事です。

足場(あしば)

塗装する時等に建物の周りを木や鉄管で組み上げた移動スペースの事です。

アングル鋼(アングルこう)

L型鉄骨や90度に曲がった物です。
様々な用途で使用され、鉄骨と鉄骨の角をつなぐものや建物の垂直部分に使うものです。

階高(かいこう)

床から天井までの高さを言いますが、一般に塗装業者が言う階高は階数の事を言う場合が多いです。

かわすき

一途缶の天を開ける時に使用するカッターのような道具です。

橋梁関係(きょうりょうかんけい)

大型の吊橋という風の影響や海水による影響を受け易い過酷な条件下で、耐候性の良いタイプの塗料を使う場所。

クラック

ひびの事ですが、建物事態にひびが入るとこれが塗膜まで影響を及ぼして割れてしまい、そこから水等が入り込み建物腐食の原因になります。

工期(こうき)

現場の始まりから終わるまでの間で、ある工程を終了しなくてはいけない期日の事です。 例…現場の工期が来年の12月までの時は12月までに一連の作業を終了し、その場を立ち退かなければいけない期間の事です。

工業関係(こうぎょうかんけい)

工場等でラインによる工業製品の塗装に関することです。

サイディング

建物の外壁を作る時、工場であらかじめ加工された板を張り合わせていくタイプの物をいいます。
サイディングボードとも言います。

車両関係(しゃりょうかんけい)

下塗のブラックシャーシ、中塗りのプライマー、上塗りのウレタンのトップコートの様な物(メタリックやパール)等と言ったボディの塗り替えを業界で言う車両関係の現場と言います。

重防食関係(じゅうぼうしょくかんけい)

防錆や耐候性に非常に優れてた塗料を使用しなければならない過酷な条件の現場。

ステボード

天井裏の配管が見えないように貼ってある穴のたくさん開いている板で、学校や事務所によくあります。
白や薄いブルー等様々な色で塗られています。

すみ出し

目地棒を貼る前に建物(目地を貼る所)に下書きしていくことを言います。
通常、機械で線を引き、その線の上に目地を貼って仕上げていきます。

スレート

厚さ3ミリから8ミリ位の無機質の板です。

施主(せしゅ)

建物を塗替える場合に一番最初に塗り替えを申し入れた人が施主です。
その現場の注文を出した人です。

ゼネコン

総合建築事業業者です。
大きな建築会社・建設会社を言います。

造船関係(ぞうせんかんけい)

船底1号と船底2号の塗料がありますが、船底や外回りの鉄部の塗装で耐海水の塗料を塗る場合の現場を造船関係の現場と言います。

だき

建物の窓の枠ぶちされている部分の壁からサッシに向かって少し落ちている部分の壁のあたりを抱きと言います。

町場(ちょうば)
中型クラスの現場の事です。
その下は戸建ての住宅や建売りと様々な言い方をします。

ツマ面(ツマめん)

マンション等の出窓に付いている両端面の部分の事です。

天地(てんち)

一途缶の上と底の事をいいます。 上が天で下が地です。

トントンシート

これは商品名です。
使う長さに切って使用します。

波板(なみいた)

最近は少ないですが、トタン屋根を構成している波状の板です。
波板には大波・中波・小波等、様々なサイズがあります。

ネタ場(ネタば)

大きな現場等で塗料を置いておく場所のことです。
ここで塗料を希釈攪拌し、塗装する場所まで運びます。
ネタ場には1人居て常に塗料の管理と攪拌を行います。

ノーポリ

農業用ポリシートの事です。建築で言うと養生に使います。

軒天(のきてん)

屋根から日さしの様に出ている部分(軒)の裏の事です。

野帳場(のちょうば)

大きい現場の事です。
3、4階以上の建物で、面積でいうと約1000平方メートル以上の現場です。

バックアップ材(バックアップざい)

クラックの補修工事でクラックが大きい場合、V字カッターやU字カッターで削り、エポキシのコーキング材を入れますが、とどんどんコーキング剤が入ってしまうのでそれを防止する為の物です。

パーテーション

マンションのベランダにある家と家の仕切り壁の事です。

飛散防止ネット(ひさんぼうしネット)

塗装現場で飛散した塗料が周りに飛び散らないよう、細かなメッシュ(網)で囲う物です。

引っ張り試験(ひっぱりしけん)

塗膜の状態がまだ活膜なのか死膜なのかを判定する為、塗膜を引っ張ってはがれた時の力を計るものです。
数値が4〜5以上が活膜と言われそれ以下の物が死膜(剥離の必要な塗膜)となります。

ブース

塗装ブースのことです。
周りに塗料が飛散しない事がメリットなので、シビアな塗装をする場合に用いられる塗装専門の場所です。
車の塗装やバンパー等の補修工場には必ずブースがあります。

ブルーシート

通常よくみる鮮やかな空色のシートです。
機械や塗料が雨に濡れないようにかぶせて置いたり、足場が悪く土等で汚れている現場に敷いて、その上で塗料の攪拌したり使用する機械を置きます。
下を汚したくない場合(マンションの改修工事で部屋の中で機械を使う場合等)に使用します。

ヘアクラック

小さいひびの入った物です。
普通のクラックに比べるとヘアクラックの場合は見落としがちですが、比較的簡単な補修で済む場合が多く、そのまま弾性系の塗料を塗って押さえてしまう事もあります。

プラント関係(プラントかんけい)

化学工場を言います。
非常に配管や煙突が多く、塗装工事をする機会が多い。

被塗面(ひとめん)

塗料をする面を言います。

膜厚試験(まくあつしけん)

塗膜が完全に乾き、硬化した状態になった時に計られるものです。
一般にポータブルタイプの膜厚計や電磁式の膜厚計がよく使われます。

目地工法(めじこうほう)

多く用いられるのが石調の塗料擬石調の塗料でエレガンストーンやジキトーンの塗料を吹付する際に、見栄えをよくする為1m〜3m四方で四角く目地を作って行く方法を言います。

目地棒(めじぼう)

目地を作る時に使用する1㎝幅で貼る型物を言います。
そのまま上から吹付をし、後で目地棒を取ると線が出て、目地に見えます。

モルタル

セメントと砂の混合物を練り合わしたような物です。
コンクリートのうちっぱなし面の強度を上げる為に用いられ、コテやスプレーで塗られる物です。

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