エアー吹き
エアースプレー塗装のことで、塗料に圧縮空気をぶつけて霧化させて塗装する方法です。
エアレス吹き(エアレスぶき)
ホースの中の塗料自体に圧力をかけて、その圧力によって小さなノズルの先から塗料を霧化させて塗装する方式です。
大玉・中玉・小玉(おおだま・ちゅうだま・こだま)
玉の大きさです。玉吹きのとき、エアーの調整や吐出量によって好みの玉の大きさに設定します。
オーバーミスト
塗料を吹付した際に塗料の跳ね返りや逃げて飛散した塗料のことです。
改修(かいしゅう)
ある程度の年月が経って風化した建物を補修する工事のことです。
カブリ
塗膜の乾燥過程中に、塗膜表面に露がかかったように白くぼやけてつやがなくなった状態。
乾燥方法(かんそうほうほう)
自然乾燥は、大気中に放置して、自然に乾燥させる方法です。標準条件は、気温20℃,湿度75%。焼付乾燥は、被塗物を100〜200℃に加熱して乾燥させる方法です。
鏡面仕上げ(きょうめんしあげ)
鏡のような光沢塗膜で仕上がっているきれいな仕上げのことです。
指触乾燥(ししょくかんそう)
塗装面を指で触って乾燥度合いを確かめることです。
下吹き
ベース吹きや中吹きとも言います。下地調整や、中塗りを行うための吹き付けのことです。
ステップル仕上げ(ステップルしあげ)
ウーローラーで直接仕上げることです。
ソリッド仕上げ(ソリッドしあげ)
メタリックカラーの反対の意味です。
車でよく言われますが一般の顔料で着色された不透明な塗膜のことです。
タッチアップ
ダメ込みに似ていますが、作業の中でちょっとした部分を補修することです。
玉吹き
主材でよく使う方法で、圧送したタイル等の主材を圧縮したエアーで飛ばして玉状に一面に吹き付けます。
ダメ込み(ダメこみ)
細かな部分をダメと言い、通常そこの部分を塗っていると時間がかかってしまうため、後で刷毛などで部分的に仕上げていく事です。
手間(てま)
人工(にんく)=人件費のことを間接的に言っています。例えば今日の手間は2人かかったとか5万円かかったと言います。
手元(てもと)
自分を補助してくれる人や、ホースを持ってくれる人のことです。
電着塗装(でんちゃくとそう)
フェーノール変性やエポキシ樹脂、アクリル樹脂等を水溶化した電着用の塗料をタンクに入れ、この中に被塗物を浸けてその間に直流電流を流して塗装するシステムのことです。自動車のプライマーや家電製品によく使われる塗装方法です。
トップ・トップ吹き(トップ・トップぶき)
塗装の最終段階で被塗物に色を付けたり保護をしたりする上塗り材のことです。
塗着効率(とちゃくこうりつ)
塗装に使用した塗料の固形分の重量と実際に被塗物に付着した塗料の固形分の重量との比のことです。
直し(なおし)
やりにくい所を後でやる場合、若しくは一度やった所に不都合があり、もう一度やり直すことです。
中吹き
中塗りとも言います。この上にトップコートを乗せなくてはいけない場合に中間になる模様を付けたり厚みを付けたり保護をする役割をする中枢的な塗料です。
剥離(はくり)
主に塗膜の剥離のことを言います。リシンやタイルの剥離から錆止めやプライマーの剥離もあります。
美粧仕上げ(びしょうしあげ)
鏡面仕上げとにていますが、非常に繊細に細かい霧できれいに仕上げることです。
吹きっぱなし(ふきっぱなし)
玉を吹いた後にヘッドカットをしない場合のことを言います。
ヘッドカット
玉吹きを行った際に凹凸模様の頭をラッカシンナーをつけたローラーでカットしていく作業です。
ベース吹き
玉吹きを行う前の下地吹きです。玉吹きだけでは下が見えてしまい、上手く馴染まないので玉吹きに使用する塗料を薄めたものを使って下地吹きをすることです。
ポットライフ[可使時間]
塗料の使用できる時間のことです。2液性の塗料等の場合、使用中に硬化して吹付不可能になる場合があり、この様な硬化するまでの時間のことを言います。
ホーロー仕上げ(ホーローしあげ)
ゆず肌よりさらになだらかに仕上げる方法です。
焼付塗装(やきつけとそう)
一般に低温焼付,中温焼付,高温焼付があります。車の鋼板の塗装でよく使われる塗装方法で、塗装後にある温度で焼き付けることにより、強い塗膜を形成します。
ゆず肌仕上げ(ゆずはだしあげ)
玉吹きでよく使う方法です。小さくなだらかな小粒状で、ユズの肌のように仕上げる方法です。
養生(ようじょう)
塗料を吹付して乾燥するまで付けておく(養生する)と言います。塗料で壁やサッシや窓を汚さないために保護することでマスキングとも言います。
ライン塗装(ラインとそう)
工場等で流れ作業の一部として自動ガンなどを用いて連続塗装を行う塗装のことです。自動車関係や工業関係でよく使われます。
レベリング
塗料がなだらかに平滑になっていく力です。
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